おはようございます!
激安の極み乙女です。
そろそろ激安旅も終わりに近づいてきました。
2度目の夜行列車で、北京から南京に向かいました。
今回は若い大学生や、20代の男女3人と同室で、英語で話が盛り上がりました。
私が「共産主義者に敬意を表する」と言ったら、「今の中国は社会主義者のほうが現実的ですよね?」(もう中国には共産主義なんてないじゃん)的な言葉を返されました。
若者の意識が探れて、よかったです。
おもしろかったです。
飽きの来ない車内ですが、
そろそろ街に近づいてきました。
朝ごはんにカップラーメンを食べました。
なかなかの美味でした。
日本の味と遜色ありません。
さて南京観光です。
南京の虐殺記念館です。
死んだ子供に絶望する母親の大きな像がまずは目に入ります。
今回の旅行の目的がまずはここに行こうと思い立ったことが、理由にあります。
遭難者30万人の記述。
被害者数の多寡が以前は論争の的でしたが、今はあったなかったが論争になっています。
まずはここにきて、中国側の記述をちゃんと見ることから始めることも重要でしょう。
展示の中には、日本人の日記などもあり、客観的に判断できる材料もたくさんありました。
展示物は写真は撮りませんでしたが、最後にはこういう言葉でしめくくられていました。
日本政府があの戦争の調査や総括をちゃんと行わないことは、次の平和構築にマイナスであることを、つくづく思います。
資料を燃やしてなくなったとか、資料がないことをいいわけに、日中戦争の責任とか認めていませんし、
ああ、あれは中国がしかけたんだとか言う方、どうぞご反論ください。炎上上等です。
人様の国に、土足で上がり込んで、ドンパチやって、傀儡政権作って、やりたい放題でした。欧米だってやってるじゃんと、いつもそんなこといいたげにやってきてました。
対話や、平和、いまこそ、そうしたことを進めるべきで、満州国が掲げた五族協和、世界平和と言葉を置き換えて、実践すべきではないでしょうか?
中国人と対話する際に、まずは、相手の考え方を理解する。その根拠を確認する。そして同様に、こちらの考え方やその根拠も確認する。これらはとても重要ではないでしょうか?対話が必要ないならいらないですが、世界は平和のために協力し合うのは、首相も大事と言ってますよね。
名古屋の河村市長は、虐殺はあったかどうか疑問があるとか言っていましたが、その根拠は、占領後の南京で父親が寺で厚遇されていたからだそうですが、一九三七年から8年間も日本の支配下の元では、それは現地の中国人も日本人を邪険には扱えないでしょう。また残留孤児を育てた中国人の胸の内は、それに共通するものがあると考えられます。中国は罪を憎んで人を憎まずが徹底しています。
少なくとも1000人単位で機関銃で殺して揚子江に流しているのは事実で、右系の歴史学者でも7万人は殺しているとは書いているわけですから。。。。
ほかにも、公的な記念館意外に市民が建てた民間の博物館もありました。
こちらも展示は非常に勉強になりました。
今の南京は開発が進み、そんな昔の凄惨な過去が想像できないほどの大都会です。
今日の宿はこの看板の宿、8階にあり、220元で4000円ほど、最後の夜なので奮発しました。
豪華ですね。安心しました。
では晩御飯食べに行こうと思いますが、
その前に
いったん今日はこの辺で
以上
激安の極み乙女でした。